あなたは今、こんな悩みを抱えていませんか?
「創業融資に申し込んだけど、審査に落ちてしまった…」
「これから起業したいけど、融資を受けられるか不安で仕方ない」
実は、創業融資の審査に落ちる人には共通するパターンがあるんです。
そして、そのパターンさえ知っていれば、審査通過の確率をぐっと高めることができます。
本記事の内容
- 創業融資が通らない5つの決定的な原因
- 銀行員時代に見た「審査落ちする人の特徴」
- 絶対にやってはいけないNG行動
- 審査を通過するための具体的な準備方法
本記事の信頼性
私は地方銀行で約10年間、融資業務と融資審査を担当してきました。
選抜4名に選ばれて本部で融資審査のノウハウを習得し、本店営業部では上半期新規融資額トップの成績をおさめた経験があります。
つまり、審査する側の人間として何百件もの創業融資案件を見てきたんですね。
だからこそ、どんな人が落ちて、どんな人が通るのか、その違いが手に取るようにわかるわけです。
目次
創業融資って本当にありがたい制度なんです
まず前提として、創業融資って本当にありがたい制度なんですよ。
これから会社を設立する方、これから事業を始める方に向けて融資を行ってくれるわけですから。
どんなビジネスも最初はお金がかかります。
飲食店を始めるなら内装費や設備費、ネットビジネスでも広告費やシステム開発費が必要になってくる。
自己資金だけでは足りないケースが多いんですよね。
そんな時に役立つのが創業融資です。
創業融資のメリット
- 比較的低金利で融資が受けられる
- 無担保、無保証でも融資が受けられる
- 実績がなくても挑戦できる
でもね、誰でも無条件で融資を受けられるわけじゃないんです。
場合によっては審査に落ちて、途方に暮れてしまう方もいる。
私も銀行員時代、何度もそういう場面を見てきました。
創業融資の審査が通らない5つの原因
では本題です。
創業融資の審査が通らない原因って、実はパターン化されているんですよ。
銀行員時代に何百件も審査してきた経験から、代表的な5つの原因を解説していきますね。
自己資金が全然足りていない
これ、めちゃくちゃ多いんです。
「事業に必要な資金を全額融資で賄おう」と考えている方。
気持ちはわかりますよ、本当に。
でもね、金融機関は慈善事業でやっているわけじゃないんです。
融資というビジネスをやっているわけで、当然ながら返済してくれる可能性が高い人に貸したいんですよね。
自己資金が少ない、あるいはゼロということは、金融機関からすると…
「この人、本気で事業やる気あるのかな?」
「準備が足りてないんじゃないか?」
って思われてしまうわけです。
私が審査していた時も、自己資金の準備状況でその人の本気度を測っていました。
厳しいようですが、これが現実なんですね。
個人の信用情報に傷がついている
これ、意外と見落としがちなポイントです。
創業融資を受ける際は、会社の信用だけじゃなくて個人の社会的な信用度も重要になってくるんですよ。
例えば…
- クレジットカードの支払い遅延
- 税金の支払い遅延
- 公共料金や家賃の支払い遅延
こういった履歴があると、「この人、お金にルーズだな」と判断されてしまうんです。
銀行員時代、信用情報を見た瞬間に「あ、これは厳しいな」と思った案件が山ほどありました。
ただ、救いなのは信用情報って一生涯ついて回るわけじゃないんですよね。
5年経過すればクリアになります。
だから、過去に支払い遅延がある方は、一度信用情報開示制度を使って自分の履歴を確認してみることをおすすめします。
事業計画が甘すぎる
これも本当に多い。
というか、初めて起業する方にとっては一番難しいポイントかもしれません。
事業計画書の作りが甘かったり、矛盾が生じていたりすると…
「この人、見込みが甘いな」
「説得力がないな」
と判断されて、融資を断られてしまうんです。
銀行員時代、私が特に厳しく見ていたのは数字の整合性でした。
売上予測と経費のバランス、資金繰りの計画、返済計画。
このあたりに矛盾があると、一発でアウトなんですよね。
でも、初めて事業計画書を作る方がいきなり完璧なものを作るのは難しい。
だから、専門家に相談することをおすすめします。
ちなみに弊社では、元銀行員、税理士、融資審査部門での勤務経験者が在籍していて、最短3日でわかりやすく説得力のある事業計画書を作成することができます。
事業計画書で見られるポイントを熟知しているメンバーが、あなたの事業計画書作成を徹底的にサポートしますので、お困りの方はお気軽にご相談くださいね。
業界経験が浅すぎる
創業融資は経営者、起業家としての大きな実績がなくても融資を受けられます。
これは大きなメリットです。
でもね、挑戦する業界の経験や知識については、しっかりと審査されるんですよ。
例えば、これまでずっと不動産業界にいた方が、いきなり「ミュージシャンになりたいから融資してください」って言っても…
正直、審査に通る可能性は限りなく低いです。
「なんで? 夢を追いかけちゃダメなの?」
って思うかもしれませんが、金融機関からすると「成功する確率が読めない」んですよね。
未経験の業界で挑戦するなら、せめてアルバイトでもいいから経験を積んでおくことをおすすめします。
数ヶ月でもその業界で働いた経験があれば、全然違いますから。
融資希望金額が現実離れしている
「できるだけ多く借りておきたい」
この気持ち、すごくよくわかります。
でも、事業計画に対して明らかに過大な金額を希望していると、審査に落ちてしまうんです。
例えば、小さなカフェを開くのに5000万円の融資を希望する、とか。
「いやいや、そんな大げさな」と思うかもしれませんが、実際にこういうケースって結構あるんですよ。
銀行員時代、「この金額の根拠は?」と聞いても明確な答えが返ってこない案件が山ほどありました。
事業計画書に沿った、現実的で説得力のある金額を希望するようにしましょう。
絶対にやってはいけないNG行動
ここからは、創業融資を受ける際に絶対にやってはいけないNG行動を紹介していきます。
これ、本当に気をつけてくださいね。
見せ金による資本金づくりは絶対NG
「自己資金をどれくらい用意したか」が重要な審査ポイントになるって話をしました。
じゃあ、審査直前に数百万円を通帳に入れれば自己資金として通るんじゃない?
って考える方、結構いるんです。
でもね、これは完全にアウト。
いわゆる「見せ金」に該当してしまって、審査に落ちるどころか、その後一定期間融資の審査に申し込めなくなってしまう可能性もあるんです。
銀行員は馬鹿じゃありません。
通帳の入出金履歴を見れば、それが本当にコツコツ貯めたお金なのか、見せ金なのか、すぐにわかります。
私も審査部門にいた時、見せ金を使った案件を何件も見破りましたから。
絶対にやらないようにしてください。
ノンバンクからの借り入れは極力避けるべき
ノンバンクが悪いと言っているわけじゃないんですよ。
でもね、ノンバンクは金利がかなり高くなる傾向にあるんです。
そうすると、創業融資の審査で「この人、お金に困っているのかな?」「計画性がないのかな?」とマイナスの印象を与えてしまうことが多い。
これは創業融資に限らず、民間の金融機関でも同じです。
できれば、ノンバンクの借り入れを全て返済してから申し込むことをおすすめします。
一度審査に落ちたら半年は期間をあけましょう
これ、意外と知らない方が多いんですが…
創業融資の審査に落ちてしまった場合、そこから半年間は何度申請しても融資が下りることはありません。
システム的にそうなっているんですよね。
だから、審査に落ちてしまった場合は、半年間は融資を受けることよりも業績を改善することに注力して、時間を空けてから再度申し込むようにしましょう。
焦る気持ちはわかりますが、ここは我慢です。
カジュアルすぎる格好で面談に挑むのはNG
最後に、これは基本中の基本なんですが…
創業融資の面談にカジュアルすぎる格好で挑んでしまうと、マイナスのイメージを与えてしまう可能性が高いです。
「この人なら信頼できる」
「真面目そうだ」
という印象を与えるためにも、ビジネスシーンにふさわしい格好をして面談に挑みましょうね。
私が銀行員時代、ジャージで面談に来た方がいたんですが…正直、第一印象が最悪でした(笑)
中身がどれだけ素晴らしくても、見た目で損をするのはもったいないですから。
まとめ
創業融資はこれから起業をする方、事業を始める方にとってかなりありがたい制度です。
でも、誰でも無条件で融資を受けられるわけじゃないんですよね。
今回のポイントをまとめると…
- 自己資金はしっかり準備する
- 個人の信用情報をクリアにしておく
- 事業計画書は説得力のあるものを作る
- 業界経験を積んでおく
- 融資希望金額は現実的な範囲で
- 見せ金は絶対にNG
- ノンバンクからの借り入れは避ける
- 審査落ち後は半年間あける
- 面談には適切な服装で
これらをしっかりと頭に入れて、徹底的に準備を行っていけば、審査通過の確率はグッと高まります。
もし「自分だけでは不安だな」「事業計画書の作り方がわからない」という方は、専門家に相談することをおすすめします。
弊社では、元銀行員として培った融資審査のノウハウを活かして、創業融資をサポートしています。
あなたの夢を実現するお手伝いができれば嬉しいです。
今回は以上です。
この記事の執筆者: 根本太一(株式会社インバンカー代表)
元銀行員×社外CFOとして、中小企業の資金調達・財務改善を支援。融資支援・事業計画策定・経営顧問まで幅広く対応しています。
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